幻の亀戸大根
勝負事の神様、スポーツの神様として有名な亀戸香取神社の境内に
愛嬌のある「亀戸大根之碑」があります。香取神社周辺では明治時
代にかけてこの大根が盛んに栽培されていたそうです。根が30㎝
程度で、先がくさび形に尖っているのが特徴でした。明治時代まで
は「おかめ大根」とか「お多福大根」と言われていましたが、大正
初期になって地名で呼ばれるようになったと案内板にはあります。
今では幻の大根です。
志演尊空神社(しのぶそんくうじんじゃ)
江東区北砂町にあるこの神社の名前、読めますか?
菅原道真の末裔の菅原長寛が稲荷神を勧請し、その後、徳川綱
吉が「志演神社」と命名したとあります。疫病退散のために護
摩を炊いたことから「ゴマ稲荷」ともよばれているらしいです。
また、この神社では何十年にもわたって、毎朝ラジオ体操が行
われています。周辺の町内のお年寄りが中心になって北砂ラジ
オ体操会を組織。朝の社交場になっているようです。
ここは野菜の促成栽培発祥の地でもある、とJA東京中央会の
「東京某業歴史めぐり」という資料にあります。
寛文年間(1661~73)の頃、中田新田の松本久四郎とい
う農民が考案したそうです。えっ、ここが?と、なんだか意外
な気がしませんか?
水陸両用バス
江東区大島にある「旧中川・川の駅」のテラスからは、水陸両
用バス「スカイダック東京」がスプラッシュする瞬間が見られ
ます。川の駅の前に入水のためのスロープがあり、席が空いて
いれば、そこから乗車することもできます。川の駅でくつろぎ
ながら、涼しげな入水シーンを待つのも、夏ならでは楽しみで
す。城東防犯協会の街自慢は「家庭と防犯 8月号」の「わが
街自慢」で詳しく紹介しています。