取材さんぽ《城東②》

香取小学校 夏の名物イベント

「どじょうつかみ大会」大人も子供も水浸し!

江東区亀戸四丁目町会と同町会子供部、防災部、亀戸三丁目東町会、

城東消防団や城東消防少年団などが中心となり、

城東消防署の協力を得て毎年開催しているのが、この大会。

夏休み最初の日曜日(今年は7月21日)に実施して、今年は49回目になります。

テレビ朝日の「ナニコレ珍百景」でも放映されたことのあるユニークな大会です。

近隣に住む未就学児とその親、そして小学生など、およそ600人以上が参加。

まずは夏休み中の災害防止について消防署員から話を聞き、消防団員の指導のもと、

消火器による消火体験。その後、お待ちかねのどじょうつかみ大会です。

香取小学校前の道路を通行止めにして放水。

網や軍手は禁止で、あくまで「素手でつかむ」にこだわります。

みんな放水を浴びて、びしょ濡れになりながらどじょうを追いかけます。

当日は日中の気温が35度に届く猛暑。熱中症の危惧もなんのその。

みんなどじょうつかみに酔いしれました。

未就学児、小学1・2年生、3・4年生、5・6年生が

どじょうつかみに挑戦した後、最後は保護者も含め全員参加。

うなぎ20匹も放たれ、大盛り上がり。

お土産には防災グッズが配られ、

子供たちには楽しい夏休みのスタートとなりました。

 

消防団員の指導を受けながら消火体験

 

いよいよ放水開始!

「香取小学校のプールの水を利用しているんですよ」

と城東消防少年団の酒川武夫団長。

 

大人も子供も放水に大歓声。

大人は逃げ惑い、子供は勇んで放水の中へ。

 

みんなで真剣にどじょうを追いかけます。

どじょう15㎏、うなぎ20匹、小さなおもちゃ700個が放出されました。

9時30分から11時30分近くまで続いた大会。

参加者はずぶ濡れになりながら、

つかまえたどじょうをバケツに入れて笑顔で帰っていきました。

 

亀戸四丁目町会の眞貝町会長。

「江東区災害協力隊」のユニフォーム姿で大会を見守っていました。

「町会の子供部が中心となって、城東消防少年団や亀戸三丁目東町会など、

たくさんの協力があって続けてこられています」と感謝し、

大会の成功を喜んでいました。

(岡田)

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