夏ならではの恒例行事が各防犯協会で開催されました。今年も厳しい暑さでしたが訪れた人たちも主催の町会・自治会も、暑さを忘れて楽しんでいました。
渋谷防犯協会
恵比寿の夏の風物詩・盆踊り大会開催
恵比寿音頭のYES-YES-EBISUで盆踊りがスタート。飛び入り参加者が徐々に増えて会場は熱気を帯び始める
今回で70回を迎える「恵比寿駅前盆踊り大会(全恵比寿納涼盆踊大会)」が7月25、26日の両日、JR恵比寿駅西口前で開催されました。同大会実行委員会と恵比寿地区町会連合会などが主催するもので、同駅近隣の企業や商店などが参加する恵比寿の夏の風物詩。毎回多数の見物人で賑わいます。会場周辺の飲食店も屋台を出し「こども縁日」では子供も楽しめる企画を用意しています。
25日は午後5時30分から、えびす太鼓などで会場を盛り上げ、6時過ぎから開会セレモニー。
実行委員長や長谷部健渋谷区長など来賓の挨拶の後、大会協力の渋谷警察高橋雅代署長も「貴重品は肌身離さず持って楽しみましょう」と呼びかけました。
恵比寿音頭の「YES-YES-EBISU」でオープニング。飛び入りを含め大勢が踊りの輪に加わって盆踊り大会が始まりました。
牛込防犯協会
牛込防犯少年野球大会
熱戦を繰り広げた選手たちにエール
高学年の部の優勝チーム「戸塚エコーチャイルド」の代表者に笑顔で優勝旗を贈る飯島協会長
夏休みに入って最初の三連休の7月21日「牛込防犯少年野球大会」の閉会式が新宿区牛込第一中学
校のグラウンドで開催されました。今年で36回目を数える同大会に参加したのは27チーム、450名。
6月21日から各チームとも熱戦を繰り広げ、この日は高学年、低学年、中学部の各部門の入賞チームと個人賞の受賞者が参列しました。
それぞれの部門の優勝チームには、表彰状のほか優勝旗、優勝杯、東防連トロフィー、メダルなどが授与され、準優勝、3位の各チームにも賞状のほか東防連トロフィーなどが授与されました。
その後、大会名誉会長の谷口正行牛込警察署長が挨拶に立ち、選手たちの健闘を讃え「夏休み中は、犯罪に巻き込まれることなく、大いに勉強し大いに練習して来年に向けて頑張って」とエールを送りました。
続いて大会会長の飯島光幸牛込防犯協会長が挨拶。「準優勝や3位のチームも力が足りなかったわけではない。また次の大会に向けて頑張ってほしい」と激励し、これまで支えてくれた両親や監督に感謝し、夏休み中にトラブルにあわないよう街で見守ってくれる防犯協会の役員や警察官には感謝して挨拶しよう、と呼びかけ、閉会しました。
大塚防犯協会 大塚町町会
銭湯を会場に子供縁日を再現
銭湯の浴室を使っての縁日に子供たちは大喜び。サポートする大人たちは汗だく
7月27日、大塚町町会は銭湯を会場に「夏の縁日」と銘打った納涼イベントを開催しました。就学前の子供が対象で、浴室の湯船などを利用したゲームを親子で楽しみました。
会場となった「大黒湯」の前には10時の開場前から親子連れが並ぶ盛況ぶり。脱いだ靴を下駄箱に入れて下足札を取るのも子供たちには珍しい様子。番台で受け付けを済ませ、順路にしたがって会場になっている浴室へ。同町会青年部が中心になってゲームをサポート。子供たちは湯船を利用した水鉄砲や射的、スーパーボールすくいなどを楽しみ、お土産もたくさんもらい、かき氷を振る舞われて大満足の笑顔。
大塚警察署も防犯コーナーを設けて防犯啓発グッズを用意。大人たちには特殊詐欺被害防止のチラシを配りました。
出口では「楽しめた?次はお祭りだよ。来てね」のおじさんの見送りの掛け声に、付き添った親たちも「ありがとうございました」と笑顔で返していました。
(岡田)