松が丘片山町会の歳末パトロールはサンタさん
野方警察署管内松が丘片山町会の西松パトロールは「あわてんぼうのサンタクロースのプレゼント配布」。町会の有志がサンタの衣装を
着て12月21日から23日までの3日間、管内を巡回します。この取り組みは今回で3回目。「だんだん認知度が上がってきています」
と興梠敬二町会長。

中野通りを渡る片山陸橋の壁画は松が丘片山町会のシンボル。令和6年に町会設立100周年を記念して区立第五中学校美術部
のみなさんたちと修復したので、ピカピカです(壁画は90周年の記念行事として同校のみなさんと制作したそうです)。

町会の鎮守である松が丘北野神社の境内にある「松が丘片山会館」が町会の拠点でありイベント会場です。この神社は創建年代
は不詳ですが、文明9(1477)年太田道灌が石神井、練馬の城を攻める際に、戦勝を祈願したと伝えられているそうです。

23日のパトロールにおじゃましました。
この日のサンタさんは6名。プレゼントを配るお宅は2件でした。
初日の21日は7名、22日は6人+消防団員1名のサンタさんだったそうで、町内を巡ると1時間近くかかり「3日連続参加
はしんどいよねえ」といいながらも楽しそう。今回は延べ5件のプレゼント配布依頼があったそうで「年々増えてきて認知度も
あがってきてるよね」とじわじわ認知が広がっていることに期待も膨らみます。

午後7時過ぎ、大きな袋をかついで出発です。
拍子木を鳴らしながら、街の様子も確認します。
初日は町内から出ている区議2名も参加。木の枝が標識にかかっているのに気がついて対応を依頼すると「翌日には動いてくれ
ました」というようなこともあり、パトロールは大事です。


プレゼントを受け取った子が「ありがとう」と家の屋上から手を振るのに応えるサンタさんたち。
「すごく喜んでくれると、こちらもうれしくなります」と興梠会長。来年はもっと認知度があがりそうです。
(岡田)
松が丘片山町会の活動の様子は「家庭と防犯」1月号で紹介しています。

